


ネザーランドドワーフうさぎの傾斜ってどんな病気なの?



傾斜は病気では無く、症状なのです。



予防や治療法をもっと勉強しておけばよかったって後悔してるんだよね~
ネザーランドドワーフうさぎの傾斜について知りたい。
ネザーランドドワーフうさぎの傾斜になってしまった時の強制給餌を知りたい。
ネザーランドドワーフうさぎの傾斜になってしまった時の介護をしりたい。
ネザーランドドワーフってどんなうさぎ?


世界で有名な「ピーターラビット」のモデルにもなったうさぎです。
ネザーランドドワーフは、うさぎの中で、最も小さいうさぎで、鼻も耳も丸く
毛はふさふさでまるで動くぬいぐるみという感じです。
体重は、およそ1キロくらいです。
寿命は、5年から10年と言われています。
が、清潔な環境とストレスのない環境では、
10歳を超えることもあります。
ネザーランドドワーフうさぎの傾斜ってどんな病気?
うさぎの傾斜は、病名ではありません。
うさぎの首が横のから向いた状態をいいます。
主な原因は、細菌と寄生虫感染です。
ネザーランドドワーフうさぎの傾斜ってどんな症状?
細菌や寄生虫が原因で、平衡感覚を司る器官が侵されること
で症状が出てきます。
中枢神経性と末梢神経性の分けられ、
中枢神経性は脳の中枢神経系、末梢神経性は、脳以外の神経です。
平衡感覚が失われることにより、
まっすぐに体を平衡に保てなくなり、
立てずに横に転がり続けるローリングという症状が、
現れます。
それにより、ケージに体をぶつけて傷やけがを
してしまうので、注意が必要です。
「眼も眼振が現れます。
そのために、うまく水が飲めない、食事ができない、
排泄ができないと、生活に支障が出てきます。
脱水や内臓機能低下で最悪の場合、
命を落としてしまいます。


ネザーランドドワーフの傾斜になる主な原因
傾斜の主な原因は、
エンセファリトゾーン(:Encephalitozoon cuniculi)という寄生虫が脳に寄生することで、
発症する感染症があります。
もともと40%以上のうさぎはエンセファリトゾーンに潜在的に感染しているといわれています。
(感染率については諸説有ります)
傾斜になった時のお世話の仕方
- ケージに体をぶつけて、傷をつけたり、
けがをしないように、ケージ内に、
柔らかい布を丸めたものをケージのまわりに、
置きます。
- 傾斜になると、うまく食事がとれなくなるので、
強制給餌でたべさせます。(6時間毎)
- 排泄がうまくできないので、ペットシートを置きます。
- グルーミングをしなくなるので、体をふいてあげます。


うさぎのふうちゃんについて


うさぎのふうちゃんは、2021年で7歳でした。
種類は、ネザーランドドワーフ。
体重は、1キロくらい。
性別は、オス。
ペットショップからお迎え。
好きなもの、白いうさぎのぬいぐるみ。
飼育するときは、ケージが必要です。
ケージの掃除のときに引き出し付きのケージは掃除が楽なのでお勧めです。
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うさぎは、たくさん排泄します。
掃除は、ペットシートが楽です。
初めて起きた斜頸


しかし、2021年6月の上旬に、眼振と首がねじれる症状が現れました。
これは、斜頸という状態で原因はいろいろとあり特定できないようです。
驚いてすぐに動物病院に行き、診察してもらったところ症状は無くなり、普通の状態になり、
落ち着いていたので異常なしということで、胃腸の薬と食欲が出る薬をもらって帰ってきました。
ケージに木製の台を置いていたため落ちて脳震盪を起こしたのかもしれないと思い、
すぐに木製の台をかたずけました。
その後、普段と変わらない様子だったので治ったものと思っていました。
また動物病院では、「傾斜があっても、14年生きているウサギもいるよ」と言われ、
このまま、傾斜でも生きていてくれればいいと思っていました。
2回目の斜頸


ところが、6月の下旬にまた眼振と首のねじれが現れました。
するとパタッと動かなくなったり、ローリングを起こすようになり、また
すぐに動物病院に行きました。
今度は「医師からは、神経症状が出ています。 再発することもあります。」
と、言われました。
また、同じように胃腸の薬と食欲が出る薬を貰いかえって来ました。
ケージの中にタオルやクッションを置いてローリングしても怪我しないようにしました。
眼振は、なかなか治らず1週間かかりました。
その間は、自力では食べれません。
すぐに水と餌の容器をはずし、怪我をしないようにしました。
毎日の給餌
100均で注射器を買いペレットを水でふやかして与えました。
初めのうちは嫌がってあまり食べなかったです。
眼振があって気持ち悪くて食べれなかたのでしょう。
元気になってほしくて食べれなくても水分だけでもと
1日6~7回夜中にも給餌しました。


1週間すると自分で立って毛づくろいできるようになりホッとしましたが、
まだ自分では食べれません。
時間があるとふーちゃんに水を飲ませていました。
食欲もあり尿も糞も普通でしたのでこのまま回復してくれればいいなと希望をもって
世話していました。
床ずれがならないようにペットシートは毎回交換してタオルも汚れたらすぐに交換していました。
首は90度に曲がっても一生懸命立とうとしていました。
6月4日には「早く食べさせてもっと食べさせて」と、
いっているかのようにたくさん食べてきたので、
元気になっていくとばかり思っいました。
6月5日なんだか元気がなくずっと寝てばかりになっていました。
私は「もう立てないんだな」とその時おもいました。
「神経症状が足に来たんだ」と思いました。
ふうちゃんは立とうと足をバタバタと動かします。
でも力がはいらないようです。
気力はあるけど体が動かないそんな感じだと思います


寝たきりになっても頑張る
寝たきりになって軟便になってきました。
便がひどい時は、ぬるま湯で洗い綺麗にしてあげました。
床ずれにならないように、軟便をみかけたらすぐにふき取るようにしました。
6月6日は、朝から食欲がなくずっと寝たままの状態でした。
餌を無理に与えても、
左のマヒしているほうから流れて首のほうがべとべとするだけなので
水だけ多めに与えました。
異変。
午後2時ころふうちゃんが鳴きだしました。
初めて聞く鳴き声です。
すぐにケージに行きふうちゃんに声かけしました。
ふうちゃんはずっと鳴いています。
きっと、息ができなくなって苦しくて鳴いてるんだと思いました。
思わずふうちゃんをバスタオルでくるみ、
抱きかかえました。
その時のふうちゃんはおなかがぺったんこでした。
体は弱弱しく体重は軽くなっていました。
1口水を飲ませたらごくんという音が聞こえてきました。
ずっとなででいましたが、
苦しそうな鳴き声はずっとしていました
そのあと一度目を大きく見開いた後、
眼がゆっくりと閉じていきました。
見送り
ふうちゃんには、良い飼い主ではなかったことを謝りました。
そのあと、段ボールに入れて花を飾りました。
まだ暖かく寝ているようでした。
7年という時間は、ネザーランドドワーフの寿命から考えて
普通なのかもしれません。
いつもケージで遊んでいるふうちゃんをみて、
それが生活の一部になっていたので、
いなくなると寂しくなります。
いつかはお別れがくるのはわかっていましたし、
悔いのないように可愛がっていましたが、その日がくると、
心にぽっかり穴があいたようです。
いつも夜になると、ケージで「ドンドン」と、
ふうちゃんが飛ぶ跳ねる音がしました。
それが普通の生活だったので、夜が静かで寂しくなります。
ふうちゃんはお墓の近くに埋めることにしました。
高台にあるので見晴らしがいいです。
7年間うちの子でいてくれてありがとう。

