


猫ってあまり水を飲まないけど、たくさん飲ませるにはどうしたらいい?



奇麗な水をたくさん用意してね~
ねこは水分摂取量が少ないと病気になりやすいです。
特に、泌尿器疾患の予防には水分を取らせることが大事です。
ねこに水分摂取量を増やして、病気を予防しましょう。
- 猫を膀胱炎、慢性腎臓病にならないようにするには?
- たくさん水分を摂取するには、どうしたらいいの?
ねこの水分はとても重要


猫は元々、砂漠に住んでいたために、あまり水を欲しがりません。
しかし、生物というものは、体の60から70%は水でできています。
猫だけ特別に水を飲まなくてもいい動物ではありません。
また日中のほとんどを寝て過ごすわけですので、起きて水を飲む機会が少なくなっています。
起きて食事を摂取するときは、もちろん、遊んでいるときも飲めるように、2,3か所に水飲み場を置いて
上げてください。
猫の健康寿命と、飲料水の量は、健康に深く関係しています。
カリカリを食べた後は、必ず水を飲ませましょう。
いつから水をのませたらいいの?
離乳食が終わり、固形のキャットフードを食べるようになったら、
キャットフードと一緒に、水分をとるようにしましょう。
猫に水分が少なくてなる多い病気
泌尿器科の病気は、水分摂取量が少ないとなりやすい病気です。
常日頃から、水分量をチェックして、尿量や、尿の色を観察してあげてください。
トイレではそわそわしていないか、長く座っていないか、何度もトイレに行かないかなどの行動のチェックも重要です。
猫の泌尿器科の病気
猫に多い泌尿器科の病気です。
- 尿石症
腎臓、尿管、尿道、膀胱に結石ができる病気です。
- 膀胱炎
細菌やストレス,尿結晶などが原因で、排尿痛があります。
- 慢性腎臓病
腎機能がゆっくり低下していく病気です。
猫の泌尿器科の病気は、秋から冬に多いので、気をつけてください。
必要な水分量
一日に必要な水分量と一日の必要なエネルギーは一緒です。
猫の水分要求量は、1日に必要とするエネルギー量の値を、ミリリットルに置き換えればいいのです。
例えば、一日200キロカロリー必要なら、一日に必要な水は200ミリリットル以上です。
ねこが十分に水分を摂取しているか、常日ごろからチェックしてください。
ねこにたくさん水を飲んでもらえるように工夫する
- 給水器 、水飲み器を2~3個置いておく。
- トイレの近くには置かない。
- 夏は氷をいれてみたり、冬はぬるま湯にしてみたりする。
- 多頭飼いの場合は、その猫専用の水を用意してみる。
- 水道から直接飲ませてみる。
- ウエットフードにしたり、カリカリはふやかしてみる。
- スープにしてみる。
猫に与えてもいい水、ダメな水


基本は、水道水ですが、常に清潔な水道水を容器に入れていつでも飲めるようにしておきましょう。
飲み残しに注意
コーヒー
緑茶
アルコール
猫に悪い飲みものをわざわざ飲ませる飼い主はいませんが、一番困るのは、コップに入っている飲み残しを
勝手に首や、手をいれて飲んでしまうことです。
私も注意していますが、まるはたまに匂いを嗅いで、手を突っ込もうとするので、急いで片付けます。
給水器の選び方


飼い主が留守の場合は、自動給水機があれば、とても便利です。
ただ、気を付けたいのは、衛生面です。
こまめに掃除したればいいのですが、ずぼらな私はそのままにして、
雑菌だらけになってしまいそうなので、使っていません。
ぶつかって、部屋中が水浸しになることも避けたいので、
私はいつもガラスのコップに新鮮な水をいれて、置いておくことにしました。
まるも私たちと同じように飲みたがるので、洗面所で流水を飲ませるか、コップで飲ませています。
お勧めの自動給水器
給水器の選び方と注意点
- 給水器は陶器や磁器がいいです。
- 匂いのする給水器はやめましょう。
- 循環式給水器は2日に1度洗いましょう。
まるの場合
まるはガラスのコップで飲んだり、洗面所の水を手ですくったり、直接飲んだりしています。
飲み残しのコップにも手を入れて飲もうとするので、油断できないので、すぐに捨てるようにしています。
夏場は氷を入れて、冬場は、ぬるま湯にすると、たくさん飲んでくれます。
まとめ
- 給水器 、水飲み器を2~3個置いておく。
- トイレのの近くには置かない。
- 夏は氷をいれてみたり、冬はぬるま湯にしてみたりする。
- 多頭飼いの場合は、その猫専用の水を用意してみる。
- 水道から直接飲ませてみる。
- ウエットフードにしたり、カリカリはふやかしてみる。
- スープにしてみる。
猫の病気には水が大きく関係しています。たくさん水分を取れる工夫をしてあげてください。
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